留学の背景と目的

日本が直面している現状は

1.日本の人口減少による、国内マーケットの縮小と海外化
2.アジア諸国、新興国の発展による競争激化
3.日本の大学の世界的に比べた場合のレベルの低さ
4.日本の高校までの教育のレベルの高さ
5.MBAへ進学したい場合の英語力の差、日米の大学の差(米国のほうが世界的レベルが上が多い)
6.将来的な円安のリスク

等と考えた時に、(米国)留学は必然の選択だったのかもしれない。
娘という心配事はあるが、いつの日にかはGlobalな競争の中に身をおくのだろう。

親としては、そのときに、生き残ってゆく力を与えておきたいと思った。

長女は、私立大学で国際経営学部に入学したので、必然的に1年間の海外留学を課せられた。

その内容は、(長女が書いてくれれば)別途記述するとして、下記は次女の場合、日本の高校から直接米国の大学を目指す場合の事例である。
なぜ、このような方法を選択したかも別途示したい。

留学には、いろいろな目的があるが、次女が目指したのは、高校卒業後、日本の大学に行くのではなく、直接米国のカレッジに留学して、カレッジを卒業した後、有名大学へのトランスファーを目指すものです。

米国では、2年制のカレッジで良い成績を取って、有名4年生大学へ進学するということが幅広くおこなわれています。

4年制大学のほうが、設備が整い、キャンパスも広大ですが、その分学費が高いため、最初の2~3年をカレッジで過ごして、その後4年制大学へ進学します。

私達がとった戦略は、最終的な志望校を決めて、そこへの進学率のよいカレッジを選び、そのカレッジジに入学し、そこで優秀な成績をとって、目的の4年制大学に進学するというものです。

つまり、

①日本の公立高校から米国西海岸のCollegeに入学
②GPA換算で4に近い優秀な成績をとり、4年制大学へのトランスファーをおこなう。
③UCバークレー、UCLAなどの有名大学へのトランスファーをおこなう。

というものです。

日本の大学に入って、交換留学制などで海外の大学に数年留学をする場合と比べた場合の長所と短所は、以下のように考えられる。

短所
1.コミュニティカレッジから、よいレベルの4年制大学に進学できる保証はない。
2.日本人のコミュニティに居て、英語が話せないでドロップアウトする学生も多数いる。
3.ドロップアウトした場合には、日本の短大卒業資格もない。
4.コミュニティカレッジの成績、GPAをよくしないと、良い大学にはトランスファーできない。頑張り次第。
5.よい大学にトランスファーで来たとしても、アメリカの大学は厳しいために4年制大学を卒業できる保証はない。
6.アメリカ西海岸の場合、UCでも生活費と学費など合わせると年間500~600万円必要。
それを最低4年間~5年間負担しなければならない。(特別に優秀なら奨学金もあるようだが)

長所
1.多様性の中で勉強することで、Globalな視点から物事を考えることができるようになる。
2.卒業すると、英語で生活や仕事が不自由なくできるようになる。
3.その後MBAに入学する場合も、日本の大学卒より簡単。

2011年7月、無事第一志望のカレッジに入学した娘は、2度目のアメリカへ意気揚々と飛び立ってゆきました。

2度目と言っても、はじめてのアメリカは、2011年5月、志望校を見学に行った4日間ほどの旅行ですから、実質初めてと同じです。

おりしも、アメリカ合衆国は、リーマンショック以降の財政赤字が積みあがり、カリフォルニア州もデフォルトに近い状態で、教員の数も減らされて、授業が取りにくくなっています。

幸いにも、瞬間的に円高の時期にあたり、授業料と生活費をできるだけドルにしておこうと思っています。
学費は、最低5年間必要。それまで円が強ければまたとない幸運に恵まれることになります。

2011年8月1日 父